閉じる
高木学園女子高等学校

理事長日記

「あの人じゃぁ、ではなく、あの人なら」

2019年5月19日

5月19日は、高木学園の卒業生の会(「菊蘭会」と言います)の方々とお会いする機会がありました。

その場で、卒業生の方からこのようなお話をうかがいました。

「私は創立50周年の際(=創立者の高木君先生がまだ学校にいた頃)に高木学園に在籍していて

君先生がいつも”あの人じゃぁ、ではなく、あの人なら、と言われるような人にならないとダメですよ”と

言われていたことを、強く覚えています。

私自身は高木学園を卒業した後、母校で教壇に立った後、千葉のほうに引っ越ししたので、

千葉県の私学の学校でずっと教員をして来ましたが、接する生徒全員にはいつも君先生のこの言葉を

伝えてきました。」

とおっしゃっていました。

私も君先生の肉声テープを聞いて、君先生が創立50周年式典の時にもそのような話をしていたことを

よく覚えていました。君先生は生きていた頃、いつも当時の生徒の皆さんにその話をしていたのでしょう。

それを60年も経った今も卒業生の方が言って下さることは凄いことだと感動しました。

君先生の描いた理想は「信頼され、役立つ女性」を輩出することです。

私たち全員が「あの人なら」と言ってもらえるような、そして「信頼され、役立つ」存在を目ざしたいと

改めて感じた日でした。

Return to Top ▲Return to Top ▲